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猫ちゃん
しのだひろえの歩っとタイム Vol.86

気力があがれば歩けるし、歩けば気力があがる~山手線一周ウォーク9~

気を取り直してレッツウォーク!

さて、前回の西戸山公園での休憩から高田馬場を目指そう!午後2時をすぎると風向きも変わり3時をすぎると陽に陰りもでて心細くなってくる。夏ならこれからが活動時間といったところだろうが、太陽の力がどれだけ気力に影響を与えるのかを実感する。

かといって、まだまだ歩く気力はあって、ただ体(…といってもヒザの痛みだけだが)がどこまでもつか、ということだけが今のところの課題だ。

JR高田馬場駅の写真

高田馬場までの道のりは人通りが少なくこんなに静かなところがあるのかと思うほどなのだが、JR高田馬場駅の戸山口改札あたりにくるとまあまあの人の多さだ。

戸山口改札側はメイン改札と反対にある小さな改札で、こじんまりしているのだが、それでも西戸山公園からを考えれば人の気配を感じられて、ちょっとほっとする。

飲み屋もそろそろオープンといった感じの時間だろうか。オープン準備をしている店内の様子が、これから夜になっていくんだと教えてくれているようだ。

ということで、JR高田馬場駅に到着!いよいよ大都市・池袋も射程距離に入ってくる。

ザ・住宅街は道が心配

さかえ通りの写真

「さかえ通り」という飲み屋ばかりの通りは、まだ夕方前にも関わらず賑やかだ。学生が多いからか一日中オープンしている居酒屋もあれば夕方までランチできる店もあるし、タピオカかな?何かスイーツらしいものを売っている店もある。

神田川の写真

新大久保とはまた違うこの雑多な感じが、この街の魅力である。
さかえ通りをそれて、神田川を渡り西武新宿線の線路を渡れば新目白通り。神田川はキラキラしていた。

切手の博物館の写真

このあたり地図を見ていても方向感覚が分からなくなる。地図上は簡単な道なのだが、歩くとあれ?こっちであってる?とキョロキョロしてしまうスポットで、何度歩いても慣れない。そういう道ってたまにあるんだよな。

新目白通りから目白駅までは住宅街が続くのだが、新大久保から高田馬場までと違うのは、急坂があるということ!結構キツイじゃん!・・とあれ?少し目を空に向けると「切手の博物館」の文字が。これはいい、別の機会に足を運んでみよう。

目白から池袋へ

JR目白駅の写真

階段をあがれば目白駅に到着!なんだろう、この目白の平和感。高田馬場からひと駅なのにまるっきり雰囲気が違うのは坂上の高台だからだろうか。

しかし、この目白から続く線路の先に見える池袋こそ次の目的地だ。大都市・池袋に向かってがぜん気合がはいる。あとひと駅という安心感からだろうか、「ふふっ、ここまでくれば、もう池袋まできたも同然」そんな勝ち誇ったかのような気持ちになったりもするが、実際のゴールは東京駅、池袋は通過点だ。

よし!池袋に向けて歩くぞ!目白から池袋までの道のりは、昭和を思わせ池袋の過去と今と未来を感じさせる道のり、次回ご紹介する。

気力があがれば歩けるし歩けば気力があがる

山手線路線図の写真

ヒザが痛いといいながらも、テーピングで楽になったからか坂も階段もふだんと変わりなく歩いて行けたのが、自分でも驚きだ。テーピングってすごいな、侮れない。

そして歩きつづけることで、街が変わったり懐かしい風景に出会ったり、知らない店や施設や人に出会えると不思議と気力も戻ってくる。

気力があがれば歩けるし歩けば気力があがる、のかもね。

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