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猫ちゃん
しのだひろえの歩っとタイム Vol.76

空を見よう宇宙を見よう、未来をみよう~三鷹を歩く~

前回は都立武蔵野の森公園を歩きながら、広い空に平和と自由を感じた回だった。今日はここからてくてくと歩き国立天文台へ向かうことにする。

東京とは思えないのどかな野川

野川の写真

武蔵野の森公園も広くてのどかだったが、国立天文台に向かう途中の野川も、このうえなくのどかな川だ。

東京の川というと神田川や善福寺川などが思い浮かぶが、この野川はその名の通り、どこか田舎を思わせるような自然でのどかでおおらかな雰囲気を醸し出している。川べりの人通りも少なく道が狭いせいか車もそうそう通らない。東京大学の運動会馬術部もあり運がよければゲートの外からも馬をみることができるから、ただただ散歩するにはぴったりの川かもしれない。

この野川、源流は国分寺市のJR西国分寺駅のほど近くにある。国分寺から小金井市、府中市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区を通り、二子玉川あたりで多摩川に合流するというから、川の様子がどう変わるのか一度国分寺市から通しで歩いてみたいものだ。

さて、のどかさ加減にこのままずっと川沿いを歩きたくなるが、途中でおさらばし国立天文台に足を向ける。

国立天文台で宇宙を感じろ!

国立天文台のシールの写真

野川から住宅街を通り抜け、坂道を歩けば国立天文台に到着だ。見学者は入館カードの代わりにシールがもらえるぞ!こういうシールって意外といい思い出になる。

今は、すべての施設が見学可能というわけではないが※1、それでもひとつひとつじっくり眺めたくなる施設ばかり。音声案内もあるから、目と耳で楽しく学ぶことができる。

国立天文台の写真1
国立天文台の写真2

水金地火木土天海冥

国立天文台の写真3

太陽系を140億分の1に縮めて展示している道がある。太陽系ウォークと名付けられた道で一歩を約50cmと仮定し、この一歩あたりが700万キロに相当する縮尺になっている。実際に歩いてみると、太陽から星々の距離感が体感でき、「ああ、なるほど。天王星は遠いな」など太陽系がぐっと身近に感じられる道だ。

特別宇宙好きともいえない私でも面白いのだから、きっと宇宙好きの子どもや大人にとっては、ワクワクする道だろう。

国立天文台の写真4

ひとつひとつの星についても分かりやすく説明されている。

それにしても、太陽系ウォークをしながら「水金地火木土天海冥」と唱えてしまうのは、年のせいだろうか。

国立天文台の写真5

さて、国立天文台の見学ルートをもう少しご案内しよう。レンガ造りの旧図書庫は国の登録有形文化財でもあるから、一見の価値あり。

国立天文台の写真6

扉の中にはいって中を見学できる施設もある。

国立天文台の写真7

見学ルートの一番奥、天文機器資料館の前の広場はとにかく広々として爽快!木々の緑と空の青さに包まれ、どこか山か森にでもきたよう。桜咲くころは、きっとテレビドラマのように素晴らしい景色が広がるかもしれない。

あぁ~ただ空を眺めているだけなのに、ここから眺めると宇宙まで想像し心が躍る~。

空を見よう宇宙を見よう、未来をみよう

前編でみた空と、ここで見た空は、同じ空なのにまた違って見える。空の先の宇宙までも感じるからだろうか。宇宙を解明しようとしてきた人間の歴史に感銘を受けたからか、宇宙の謎に魅了される人間の不変の興味がわたしの中にもあるからだろうか。

空の先にまだ見たことのない宇宙が広がっているように、まだ見ぬわたしたちの未来も平和で美しくこの先に広がっている、ぼんやり空を眺めながそう願った。

※1:2022年2月時点

<出典>
国立天文台 サイト https://www.nao.ac.jp/

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