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猫ちゃん
しのだひろえの歩っとタイム Vol.21

人生の楽しみは日常にあり!~都電荒川線を歩く旅④~

日常の歩くことから心身に活力を!この歩っとタイムでは日常の延長線にある楽しみを歩いてお届けしています。前回に続き魅力的な巣鴨、その後半をお届け致します。

おいしいものは世界を救う!?

和菓子屋の写真

とげぬき地蔵尊(高岩寺)から巣鴨駅に向かう道筋には、和菓子屋さんやお漬物屋さんなど、が立ち並び、誰もがきっと目をあちらこちらに向けてしまうばずです。

色々なお店がありますが、今回は巣鴨で有名な塩大福を頂きましょう。ひとつ買うかふたつ買うか迷った末にお隣の豆大福とひとつずつチョイス。どちらもとっても柔らかそうです。

塩大福の写真

まずは塩大福からぱくりっ。「あ~、やわらか~い。」思わず声がもれてしまうやわらかさ。大福の魅力はやっぱりこのもちもち、ぶよ、むにゅ~な食感、たまりませんね。塩大福はその名の通り塩気をしっかり感じながらも、あんこは甘さ控えめ。これは何個でもいけそう。もうひとつ買えばよかったかなぁ、なんて。

次に豆大福を実食。ふむふむ、こちらははあんこがしっかり甘め。ひとつで大満足のお味で濃いお茶が合いますね。口周りについた粉をふきながら幸福を味わうわたくし。どちらも大きめずっしりというのがまた気取っていなくてすごくいいですね。

大福というものは、その姿も名前も食感も心をゆるゆるとゆるませてくれるよう。そしてあんこという存在は、ほっこり懐かしく優しい気持ちさせてくれるように思います、なぜでしょう。とにもかくにも大福のちからは、都電荒川線をここまで歩いてきた疲れまで一気に吹き飛ばしてくれました。巣鴨に来てよかったなぁとしみじみ思わせてくれた大福に感謝です。

巣鴨よ、ありがとう!

巣鴨の店の写真1

巣鴨はおばあちゃんの原宿と言われるだけあって暮らしに根付くお店ばかり。味わいがあり、東京に居ながらにしてどこか田舎を思い出させてくれるようです。

巣鴨の店の写真2
巣鴨の店の写真3
眞性寺の大きな地蔵尊の写真1

江戸六地蔵尊のひとつとして知られる眞性寺でも大きな地蔵尊に出会うことができました。

眞性寺の大きな地蔵尊の写真2

この場所も地元の方々でしょうか、ひっきりなしにお参りに来る方も多く長く愛されている場所だと分かります。

そろそろ都電荒川線に戻りましょう。踵を返し、ひと通りした巣鴨地蔵通り商店街を庚申塚まで歩きます。日本人なら誰もが懐かしさを感じるであろう巣鴨、楽しくて美味しくて素敵な時間をありがとう。

飛鳥山、王子までをてくてくと。

新庚申塚停留所の写真

庚申塚の角をちょこっと曲がれば新庚申塚停留所に到着します。庚申塚停留所にも茶屋がありましたがここにも茶屋があり電車が来るまでゆっくりできそうです。いや電車がきても見逃して、都電を眺めながらお茶を楽しむのが流儀かも。

西ヶ原四丁目停留所の写真

西ヶ原四丁目停留所。住宅街を迷いながらたどり着きました。

滝野川一丁目停留所の写真

滝野川一丁目停留所。西ヶ原四丁目に続きちょっとこのあたりは住宅街で道に迷いますね。

狛犬の写真

途中で出会うかわいい狛犬さんが、私の歩っとタイムです。ポージングが珍しい!?

飛鳥山停留所の写真

飛鳥山停留所。ここから一気に風景が変わります。

路面電車の写真

飛鳥山停留所を過ぎるとトラックやバスが往来する中を都電の電車が走っている光景に出会えます。きっとこの辺りに住んでいる人からすれば当たり前の光景かもしれませんが、電車の後ろに車が走っているなんて不思議でなりません。免許取り立てでこの道を通ることになったらきっと緊張することでしょうね・・・私は運転したくありませんし、そういえば免許を持っていません。

公園の写真

ちなみに飛鳥山から王子の途中にあるのが飛鳥山公園。東京都北区を代表する素晴らしい大きな公園です。桜やアジサイなど花々が美しいことでも有名ですが、都電荒川線の飛鳥山からでも王子からでも歩けるのでちょっとしたお散歩におススメ。とても広い公園なのできっと一日楽しめると思います。

飛鳥山公園を右手に見ながらJR王子駅に近づくにつれて下り坂が続きます。ふと左手に目をやると緑の一帯が。階段を降りていくとそこは日本の都市公園100選にもなっている音無親水公園だと分かります。東京の街はどこを歩いても緑が多く歴史を感じる公園や広場をよく残していて、意外かもしれませんがコンクリートジャングルばかりでもないもの。もともとあった景色をうまく使って憩いの場が作られている、この公園もそのひとつのようですね。

王子停留所の写真

音無親水公園沿いを歩けばJR王子駅、その横に都電荒川線・王子停留所があります。

人生の楽しみは日常にあり!

巣鴨から王子の道のりは、何か特別な場所というわけではありません。むしろ生活の場、暮らしの場であり、都電荒川線もまさに人々の足として暮らしに密着している電車です。

それはあまりに日常の風景なのかもしれません。しかし歩きながら出会う赤ちゃんや子供たちのかわいい笑顔や声、若者が颯爽と歩く姿、お歳を重ねた方が腰かけて世間話をしている姿は、日常をとてもいとおしく感じさせてくれる瞬間でもありました。

日常が平和であることは、何か特別なことがなかったとしても、きっと幸福感を感じさせてくれるものだと思います。

平和であるからこそ、歩くことからさらに日常に楽しみを見つけ、日常をもっと楽しむ。これが歩っとタイム的な歩くことの意味かもしれません。

日常がもっと楽しくなれば、それすなわち人生がもっと楽しくなるということ。
もっといえば日常をどれだけ楽しめるかが、人生をどれだけ楽しめるかに通じるといったところでしょうか。

都電荒川線の旅もそろそろ終盤です。歩いた道筋をこうして歩っとタイムを書きながらもう一度味わって楽しめる喜びもなかなか良いもの。いつかみなさんと一緒に都電荒川線を歩いてみたいものです。

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