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猫ちゃん
しのだひろえの歩っとタイム Vol.20

歩くだけで元気になる!巣鴨地蔵通り商店街~都電荒川線を歩く旅③~

巣鴨地蔵通り商店街の写真

日常の歩くことから人生に元気とやる気をお届けする歩っとタイム。今日は、都電荒川線沿いにある巣鴨地蔵通り商店街に寄り道してみましょう。見どころはもちろん、何かお楽しみがありそうな予感!?それでは巣鴨地蔵通り商店街をレッツウォーク!

巣鴨地蔵通り商店街とは

JR・都営三田線の巣鴨駅から、都電荒川線の庚申塚停車場までをつなぐ800メートルほどの商店街で、ゆったりした生活の場であり活気ある観光の場でもあり、飲食店や衣料品店がぎっしりと立ち並び歩くだけで楽しい通りです。有名なとげぬき地蔵尊もあり、縁日には露店が並ぶなど昔懐かしい賑やかさが残る商店街です。

庚申塚の写真

まず、商店街手前、庚申塚停留所からの入り口には停留所の名前の由来になった庚申塚があります。巣鴨の中山道沿いにあった庚申塚は江戸時代から近郷近在に聞こえた名所だったそうで、江戸時代のガイドブックとも言える「江戸名所図会」にも描かれているほど。ひっそりとした佇まいで、私のような初見のウォーカーは通り過ぎてしまいそうですが、中に入ってみると手入れが隅々まで行き届き地元の人々に愛されていることが良く分かります。

赤いぞ!赤いぞ!赤いぞ!巣鴨!

巣鴨の店の写真

個人店が立ち並ぶ巣鴨。お蕎麦屋さんや定食屋さんやパン屋さんも庶民的で親近感のある雰囲気を醸しだしています。なかには独特の雰囲気を醸しだすお店も。マネキンや手を振る人形もシュールですね、店主の個性がキラリと光る雑貨を扱っていそうです。

巣鴨地蔵通り商店街公式キャラクターすがもんの写真

郵便局では巣鴨地蔵通り商店街公式キャラクターすがもんがポストの上でさりげなくお出迎え。こんなにかわいくて思わず目を引くポストなら手紙を送るたびに楽しくなりそう。赤いちゃんちゃんこを着ていますね、さすがすがもん!

赤パンの元祖マルジの写真

巣鴨といえばそう赤いパンツ、通称「赤パン」。赤パンの元祖マルジさんのお店はインパクト大!思わず足を止めてしまいます。店内は赤・赤・赤のさすがの品ぞろえ。さまざまな素材と形の赤パンが壁一面に並べられ、ここにいるだけで血行が良くなりそう。所狭しと並べられた赤パンにはすがもんが刺繍されているものもあり思わず手が伸びてしまいます。他にも靴下などのアイテムもあり、トータルコーディネートも可能かも!?

赤パンの元祖マルジメンズ館の写真

赤という色には交感神経を活発にさせやる気がアップしたり元気で活動的にさせる効果も。また血行を良くし冷え性を解消するという効果もあるそうです。マルジさんにはメンズ館もあり、老若男女どなたも赤パンや赤下着を手に入れることができます。赤パン効果でこの冬をぬくぬく温かく過ごして元気でイキイキ、まさにスガモスタイル!

高岩寺(とげぬき地蔵尊)の写真1

マルジさんから少し歩けばとげぬき地蔵尊に到着です。とげぬき地蔵尊は通称で、正確には高岩寺といい、1596年に江戸湯島に開かれたのち、上野の下谷屏風坂を経て1891年(明治24年)に巣鴨に移転してきたのだそう。

高岩寺(とげぬき地蔵尊)の写真2

この地蔵通り商店街の顔ともいえ通り沿いには露店もでておりすぐに見つけることができます。

高岩寺(とげぬき地蔵尊)の写真3

寺院内には洗い観音もあり、絶えることなく人がきては観音様に水をかけ肩や足、頭をさすったり洗っていきます。自分の悪いところや痛みのあるところを洗うとその痛みがとれたり治るという言い伝えがあるためです。

寺院内はそれほど広くありませんが、ゆったりとした時間が流れています。

高岩寺(とげぬき地蔵尊)の写真4
高岩寺(とげぬき地蔵尊)の写真5

生活の延長線上にある楽しみ

巣鴨がおばあちゃんの原宿と言われてから久しく、若いころは巣鴨に足を運ぶなど考えもしませんでした。自分も歳を重ね、日常の小さな当たり前のことに喜びを感じ、背伸びせずに暮らしを楽しむ自分なりのスタイルができてきたからこそ、巣鴨は心地よく安心感がありほっとできる街だと私は感じます。

きっと、生活の延長線上にある楽しみが溢れる街なんですよね。

賑やかだけれど派手派手しくなく、盛りや映えとは違う日常に根付く街の風景が心地よい。何も考えずにぶらぶらしていたくなる、だからこそ元気になれる。

あなたの住む街にも思わずぶらぶらしたくなる道はありますか?休日の午後にでもゆったり歩きなんでもない日常の心地よさを感じてみてはいかがでしょうか。日々のリフレッシュになりきっと元気がでてきますよ!

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