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猫ちゃん
しのだひろえの歩っとタイム Vol.17

もっと自分を表現していこうよ Yeah!~早稲田~

歩くことを通じて、ほっと&ほっこりな時間をお届けする歩っとタイム。今回は神楽坂の回でも登場した早稲田の癒しスポットを巡ってきました。さぁどんな歩っとタイムが待っているのか歩いていきましょう!

はずせないパワースポット穴八幡宮

穴八幡宮の写真1

早稲田といえば穴八幡宮。東京メトロ東西線・早稲田駅をあがるとすぐに朱色の鳥居が見えます。

穴八幡宮の写真2

穴八幡宮は金運アップを始め、冬至から節分まで頒布される「一陽来復御守」がとても有名。頒布期には長蛇の列ができるくらい大人気だそうで・・これはえらいこっちゃ。

またお守りは冬至・大晦日・節分のいずれかの午前0時にその年の恵方位に貼るという決まりがあるそうで、これは確かに特別感とご利益がありそうです。

布袋様の写真

おやおや、手水には布袋様がにこやかにお出迎えしてくださっています。

布袋像の水鉢の写真

よく見るとその横にも赤いずきんをかぶった布袋様がいらっしゃいます。こちらは「布袋像の水鉢」といい、もともと江戸城の吹上御苑にあったものを第三代将軍徳川家光が穴八幡宮に移したそう。こういう何気ない風景に歴史が隠れているんですね。新宿区の有形文化財でもあるこの布袋像の水鉢ですが、みんなお腹をなでていくからか、にこにこ布袋様のお腹がつるつるぴかぴかで、なんだかかわいいです。

改めて境内を眺めると、朱色の鳥居、黒い本殿や金の装飾という佇まいが青い空と緑に映え美しくビジュアルも最高!鳥居も本殿もパキっとした主張のある神社ですね。

夏目漱石の生まれた場所へ

穴八幡宮を出て、今度は夏目漱石の生まれた地もゆっくり歩いてみましょう。駅のすぐ横に夏目坂通りがあり、ここに夏目漱石誕生の地碑が建っています。

夏目坂通りの写真
夏目漱石誕生の地碑の写真
漱石山房通りの写真

ここから10分ほど歩いた先にある漱石山房記念館(漱石の晩年の住まい)や漱石公園には夏目漱石を知る展示館がありますので、足を延ばしてみるのも良いかもしれません。この通りを歩いているだけで知的な気分を味わえます。

漱石山房記念館の写真
漱石公園の写真
草間彌生美術館の写真

漱石山房通りをそのまま下ればすぐに草間彌生美術館も。建物そのものからも草間彌生さんの個性があふれ、軸がぶれない人間的なかっこよさを感じます。草間彌生さんのように心から湧きでることにまっすぐに生きるって、すごく素敵ですよね!

2つの芸術に触れて感じるのは「もっと自分を表現していこうよ Yeah!」ということかな。言葉でも絵でも音楽でもダンスでもいい、心から湧きでる自分の好きなことを表に出していこうよってこと。

大隈庭園でのんびりゆったりぼ~っとタイム

早稲田大学早稲田キャンパスの写真

穴八幡宮でパワーチャージし漱石山房記念館や草間彌生美術館で感性を磨いた後は、穴八幡宮の手前を曲がって早稲田大学早稲田キャンパスへ向かいます。ここには大隈庭園といって一般に開放された美しいお庭があるんですよ!大隈庭園は早稲田大学からもリーガロイヤルホテル東京からも入ることができます。

案内板の写真

入口すぐの案内板を読んでみると・・この庭園は井伊掃部頭・松平讃岐守の下屋敷にあった和様四条家風の名園を大隈重信が文人風に改造したもので、1945年5月の空襲で庭園は廃墟と化しましたが、今はほぼ景観どおりに復元され今日に至っているそうです。(一部省略)

それではと江戸地図を見てみると確かに。井伊掃部頭彦根藩下屋敷という文字が見えます。

現代地図の写真現代地図
江戸地図の写真江戸地図

広場でごろん、木漏れ日の中を静かにてくてく。とにかく好きに楽しむのがGood。若い人がパソコンを開いてオンラインで友達と会話していたり、親子が広場で追いかけっこをしていたり、友人同士で円になって楽しい会話で盛り上がっていたり、誰もが笑顔いっぱいのほっとタイムを過ごしています。この広場で手足を伸ばして大の字になって空を見上げたら、きっと気持ちいいですよ~。

大隈庭園の写真1
大隈庭園の写真2
大隈庭園の写真3
大隈庭園の写真4

ここでしっかり自分を休ませて心の余裕を持てたら、心から好きなものや表現したいことの輪郭がはっきりしてくるのではないかと思います。
忙しい中にいると自分は何が好きなのかモヤがかかっているもの。好きなもので自分を表現していくことができればそれがどんなに些細なことであってもきっと心を豊かに自分らしい時間をおくることができますよね。

次号は早稲田からスタート

この早稲田には大隈庭園以外にも、甘泉園公園や肥後細川庭園など美しい公園が点在しています。早稲田をぶらりと巡って、広くて美しい公園散策でのんびりゆったりすれば、きっと暮らしにメリハリとやる気がアップしてパワーチャージができますよ。
パワーチャージしたら、好きなことへの一歩を踏みだしてみてくださいね。

さて、次号はこの早稲田から始まる歩く旅を連載していきます、お楽しみに!

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