しのだひろえの歩っとタイム Vol.3
心安らぎ自分と向き合う道~東京駅「行幸通り」②~
前回に引き続き、東京丸の内の行幸通りを歩いてまいりましょう!
行幸通りは主役級の道ですが、どんな道にも心安らぐ場所や時間は流れているものです。
今日はそんな魅力と一面をお届け致します。
隠れた安らぎスポット「行幸地下ギャラリー」
東京の代表的なビジネス街である丸の内にありながら、行幸通りには心安らぐ場所や景色があります。
まずは「行幸地下通路」を見つけましたので地下に潜ってみましょう。
この地下通路は行幸通りの真下にあり、東京駅と和田倉門まで繋がっています。東京駅側では新鮮な野菜を販売するマルシェが開催され、和田倉門側には多くの絵画が展示されています。
ふと立ち止まり絵を眺めながら、ただただぼーっとすることができます。こういう時間がきっと人生には必要ですよね。
出会えたらラッキー!?和田倉公園の噴水タイム
地下通路をあがり、少しだけ寄り道しましょう。行幸通りの横にある和田倉公園へ向かいます。
花も美しく咲き揃いキレイに整備された公園です。公園内で座ってお弁当を食べる方もいれば、無料の休憩所がありのんびり新聞を開いている人もいて、思い思いに過ごせる場所といえるかもしれません。
そしてもし出会えたらラッキーなのが和田倉公園の噴水タイムです!
というのも、この噴水は定期的にあがるものではなく、その日その日の状況により変わるそうです。そして大小さまざまな噴水のどれがいつどのようにあがるかはお楽しみ。
季節によって花も違い陽射しによっては虹も見えるんですよ!
優しくてゆるやかに時間が流れていました。
立ち止まり自分を見つめ直す時間
なぜか人は立ち止まる理由がないと立ち止まれません。立ち止まると周りに置いていかれそうで時間を無駄にしそうで、いつの間にか立ち止まることが怖くなってしまいます。
地下ギャラリーの絵を眺めたり、人々や噴水を眺めたり、花を観察したりという立ち止まり思いを巡らせる場所や時間があることは、心の余裕をつくり自分に向き合う時間を与えてくれます。
仕事場でも家庭でもないひとりになれる場所、それが行幸地下通路と和田倉公園です。
ここは「自分を見つめ直し、自分と向き合える道」といえるかもしれません。
そして「よし、頑張ろう!」と心が満タンになり、元気に歩んでいけますよ!
歩っとタイムは、あなたの頑張る毎日を応援しています。
次回は行幸通りの最終回「歴史と今を感じる道~東京駅「行幸通り」③~」をお届け致します。