小長井の竹崎街道とフルーツバス停をめぐるみち(長崎県)
童話の探索! 歴史の探索! 歩む道のりになにを思う!
フルーツバス停
諫早市内中心部から国道207号を佐賀方面に向かう途中、単調だった景色に突如としてアクセントが現れる。それは小長井地域の道路脇に突如出現するフルーツ。これはインスタグラムなどのSNSで人気を呼ぶ、諫早市小長井町のフルーツバス停である。
このフルーツバス停設置のきっかけは、1990年に開催された長崎旅博覧会で、長崎県の玄関口として訪れる人たちの心を和ませるために当時の小長井町が整備したものあり、このフルーツバス停のアイデアの元になったのは、グリム童話「シンデレラ」に登場する「カボチャの馬車」だといわれている。
そのフルーツバス停はイチゴやメロン、ミカンなど 全5種類16基のフルーツを模ったバス停が国道沿いを中心に設置されている。
また諫早市小長井町のフルーツバス停は国内旅行サイトで「長崎のフォトジェニックな人気スポット」と紹介され、昔から子ども達に人気だったが、今ではインスタ映えするということで若い女性を中心に観光客が盛んになっている。
出典:https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/388466/
オガタマノキ
そして、諫早市小長井町を巡る道としてもうひとつ外せないのが、日本一と言われる樹高20m、樹齢1000年以上のオガタマノキである。
オガタマノキは、モクレン科の常緑樹で2月中旬から紫色を帯びた白い花が咲く。また、昔は榊にこれを用いていたとも言われており、オガタマノキには「神を招く」という意味があり、繁栄と幸福を招くとの言い伝えがあるため、神社の境内に植えられていることが多い木となっている。この木は根元近くの幹まわりが9m程もあり、国の天然記念物にも指定されており、日本一のオガタマノキとして知られている巨樹。
また平成9年にトヨタ自動車から発売されたステーションワゴン「グラシア4WD」のテレビCMロケ地となったことでも有名である。
出典:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/490/
小長井より黒仁田に通づる道路の右側道路面より高さ約2メートルの畑縁にあって道路まで根を下す。道路に面する根株の幅3メートル、幹は畑面上約1.50メートルにて分岐し東の枝の周囲5.43メートル、西の枝の周囲7.95メートルあり樹高17メートル、樹上にはエノキ、クスドイゲ、ムクノキ、ヒメイタビ、フウトウガヅラ、サネカヅラ、サイコクイボタ、ハゼノキ、イヌビハ、が着生し樹勢すこぶる旺勢蓋し日本一のオガタマノキの巨樹である。