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みち旅100選 文化の旅

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海賊大将と真珠王のチャレンジスピリット

旬のアワビの写真

志摩の海賊,九鬼嘉隆。その祖は、天児屋根命(あめの・こやねのみこと)と言われ由緒正しき血筋を持つらしい。九鬼嘉隆は、村上水軍と双璧をなす九鬼水軍を率い天下人に仕えた海賊大将。その生き方は波乱万丈、不屈の魂で戦国の世の水軍覇者となる。
志摩地頭13人衆であった九鬼氏は、ひとり図抜けた兵力を持つが故に他の地頭たちが恐れ、伊勢より追い落とされる。これを救ったのが天下統一に向け伊勢攻略を目指す織田信長である。
織田氏の臣下となった九鬼嘉隆は、旧領を回復、木津川河口の闘いで一度は苦杯を喫した毛利水軍村上・小早川勢を打ち破るなど多くの戦功をあげる。信長亡き後、豊臣秀吉に仕え日本の水軍総大将となる。九鬼水軍の逸話のひとつ、信長の命により建造した鉄甲船がある。当時の造船技術では不可能と思われたが不屈の信念と創意工夫で作り上げた。この不屈の信念と創意工夫は真珠王と呼ばれる御木本幸吉にも受け継がれているのではないか。様々な苦難を乗り越え真珠の養殖を成功させ、真珠で世界を制した。かの発明王エジソンは、「ダイヤモンドと真珠は私にもできなかった。」と御木本幸吉を讃えた。こうした不屈の信念と創意工夫は、鳥羽人のひいては、日本人本来の姿なのだろう。そんなことを考えながらこの道を歩くと日本の未来も明るく思えてくる。
さて、今宵は、伊勢エビで、いやいや旬のアワビで・・・・一杯。

鳥羽城址の写真1鳥羽城址の写真2

鳥羽城址

水軍の運用を重視するため、海側に大手門があったという「海城」として名高い近代城郭。海側の大手には、直接舟が着ける。

鳥羽水族館の写真

鳥羽水族館

鳥羽といえば、鳥羽水族館を思い起こす方も多いだろう。
日本で唯一ジュゴンを飼育しているなど、一見の価値が高い海洋生物が目白押し。
人魚と呼ばれるジュゴンだが、水中のカバに見えるのは私だけ・・・・。

古から後世へ 
1000の道を歩く旅が、今はじまる。

日本の夜明けのために龍馬が奔った脱藩の道

帆をあげろ、いざ大海へ。

ミキモト真珠島の写真ミキモト真珠島
くじら祭りの写真くじら祭り
Sea級グルメ:サメの春巻きの写真Sea級グルメ:サメの春巻き
鳥羽名物:手こね寿司の写真鳥羽名物:手こね寿司

写真提供:鳥羽市観光課

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