みち旅100選 鐡道・文化の旅 新日本歩く道紀行100選 文化の道 大佛鐡道遺構巡り
テッちゃん、テツコさん、垂涎の鉄路を征く
時代は、ご維新の喧騒も静まり日清の戦役に勝ちを収め、アジアへの進出に乗り出した明治31年、当時の五大私鉄の一つ「関西鐡道(株)」が大阪進出を企図し、加茂駅から大佛駅まで8.8㎞が開通。当時、関西鐡道は、官設(国鉄)鐡道と熾烈な競争を展開している。
大佛線においては、急坂の黒髪山トンネルが難関であり英国製、米国製の新鋭蒸気機関車を導入するものしばしば立ち往生したというエピソードも残っている。近代化に邁進する当時の日本に想いを馳せ、大佛鐡道の遺構を巡る。先進する欧米に追い付き、追い越そうとがむしゃらに生きた明治の人々の息吹が感じられる。また、当時の建築の粋を結集して建設された観音寺や鹿背山の橋台、梶ヶ谷隧道なども文化的な価値が高く一見だ。さらに歩を進め、越すに越されぬ黒髪山トンネル跡では当時の機関車や鉄道員たちの苦労を想像するのも楽しい。
鉄道ファンなら、ウォーキングのあと京都鐡道博物館を訪れてみては如何だろうか。
鐡道づけの一日はまさに至福の時。お泊りは、西日本随一のトレインビューを誇るホテル近鉄京都駅をおすすめしたい。ぜひ、お泊りを。
観音寺橋台
梶ヶ谷隧道
黒髪山トンネル跡
米国 ブルックス社製 鬼鹿毛
英国 ダブス社製 電光
みち旅100選 スペシャルオプション
◆ 京都鐡道博物館入場券
◆ ホテル近鉄京都駅 トレインビューのお部屋
古から後世へ
1000の道を歩く旅が、今はじまる。
テッちゃん、テツコさん、お待たせ。
歩いて巡る鉄道の旅。
近代日本の幕開けを奔りぬけた大佛鐡道の遺構を歩く。
京都鐡道博物館
京都鐡道博物館
西日本No.1のトレインビューを誇るホテル近鉄京都駅
西日本No.1のトレインビューを誇るホテル近鉄京都駅