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猫ちゃん
しのだひろえの歩っとタイム Vol.13

仕草までしっとりと美しくなる街~神楽坂②~

前回に引き続き、大人の街神楽坂を歩いていきましょう。

通り過ぎるなんてできません!

メインの神楽坂通りは賑やかな通りですが、奥の小路を抜けるのが神楽坂の楽しみ方。

紀の善の写真

甘味で有名な紀の善さんの横の神楽小路に入っていき・・いや、待ってください!紀の善さんを通り過ぎるなんてできません。まずは小路歩きのスタートに紀の善さんに入りましょう。
紀の善さんと言えば粟善哉も有名ですが、本日は抹茶ババロアを注文します。テイクアウトもしていますが、店内で食べると和の器に盛りつけられていてすごく素敵なんです。

ねっとりした食感と抹茶の苦み、甘さ控えめのクリーム、しっとりした甘いあんこをつけてひとくち。あぁ~じんわりと幸せがやってきます。こんな口福を与えてくれるなんて、抹茶ババロアさんありがとう。

神楽坂の醍醐味は小径にあり

心もお腹も満たされたので、やる気も元気もすっかり満タン。ここでやっと紀の善さんを出てすぐ横にある神楽小路を歩きます。こういう何気ない小路にこそいけない所を歩いているようなドキドキ感がありますね。

神楽小路の写真1

突き当りは軽子坂。飯田濠にかつて船着場があり、船荷を軽籠に入れて江戸市中に運搬することを職業とした人がこの辺りに多く住んでいたことから名がつけられたそうです。

軽子坂の写真1
軽子坂の写真2
神楽坂仲通りの写真

軽子坂を上がりきったところにあるのが神楽仲通り。ここからが小路の醍醐味が味わえるところです。

かくれんぼ横丁の写真

神楽仲通りにはさらに奥に入る小路「かくれんぼ横丁」があります。

石畳の小路の写真

この道を進んでいくと・・まさに隠れ小路といった印象の神楽坂らしい石畳の小路が続きます。その風情は伝統的でありスタイリッシュでもあり花柳街ならではの色気もあり。ただ静かに歩きたい小路ですね。

芸者新道の写真

神楽仲通りにはもう一本「芸者新道」という小路があります。芸者新道は神楽仲通りから本多通りに向かう道で神楽坂通りと平行に走っています。きっとこの道を多くの芸者衆がお座敷に向かって歩いたのでしょうね。

見番横丁の写真

同じく花柳街ならではの道、それが見番横丁です。芸者衆の手配や稽古を行う「見番」が沿道にあることから名付けられたそう。時折三味線の音が聞こえることもあるそうです。

他にも神楽坂にはひっそりとした小路があり、歩いているだけで心が落ち着きます。

神楽坂のひっそりとした小路の写真1
神楽坂のひっそりとした小路の写真2

仕草までしっとりと美しくなる

駆け足で神楽坂の小路を見てきましたがいかがでしたか。実際に歩くなら駆け足はこの街に似合いませんね。時間を気にせず歩いたり、小さなお店にふらりと入ってひとりの時間を楽しんだり、花柳街の色気としっとりとした空間の中でゆったり過ごしたいものです。

ゆったり過ごしているうちに、仕草までしっとりと美しくなり、日本人らしい感性を思い出させてくれ、静かに自分を見つめ直すことができる、それが神楽坂の魅力かもしれません。

あなたも、ざわざわした生活を抜け出て、美しく自分らしい感性で神楽坂を歩いてみてはいかがですか?

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