人と倫（みち）

生きることは誰もができている。誰もが生きようとしている。
生まれてこの方　生きる道の扉が開かれているからだ。
だがどんな道の扉を開けるかに気づいていない。
幸福の大きさによって扉の重さも異なるものだが、重い扉を開けるには相当の努力や忍耐、学び、など人間力がいる。
然るのちに重い扉を開けることから遠ざかる。
よって誰もが幸福の扉を閉めるに至らない。

生まれて来るときは、誰も資産を持っていない。
なれど親、兄弟や親戚一同に喜びという資産をあげることはできる。
でも資産を持っているのは、親、兄弟、親戚一同だ。
即ち人生の扉は、そうして開かれる。
人間の成長は他の動物に比べ極めて遅い。
成人式は20歳である。
それまでは、ひたすら親 兄弟等と人様や国の資産で生きている。
この20歳までの時間を無駄に過ごすと人生の幸福の扉を開くのは難しくなる。
されど　NEVER TO　LATE
遅すぎることはない。今からでもやれるのだ！　要はやるという勇気なのだ。