人と倫（みち）

人は知識者といわれる人ほど頭の中で考え頭の中で結論を出す。出したがる。唯一のものとして。
でもそれはほんとうに役に立つ結論なのか、方法論なのか、生き方なのか？
人にはそれぞれ持って生まれた才能がある。
自分でできること。自分ならできることを自分で考え、自分で行動し、形にすることだ。
頭で考えるだけではなく、生きる道は自分の価値で決めたいものである。

識者に学ぶとか、専門家に問うとか
とかく世の中の人は、誰かの指図をものさしにしたり、頭のよい頭デッカチを敬うような、敬わせるような。
そんな仕組みで動いている傾向がある。
人は各自、埋もれている才能がある。ただ、気づかないことが多い。また気づこうとしないことがある。
その上 学びかつ身につけることに時間をかけない。聞く耳ももたない。
ややもすると楽な方へ楽な方へ流れがちで自分を見失ってしまう。
そして人生のエンプティボトルを迎えることになる。
考える必要もある　人に聞いてみる　聞ける友を持つ
その上で自分を信じて　先ずは行動してみろ　と開高先生は賜っていると思ったらどうだろう。
ちょっとだけでも美味しい酒が呑めるかも知れない。