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観るを綴る(古今東西の旅)

寺巡りもできる町 飯山を歩く!寺巡りもできる町 飯山を歩く!

飯山市は文豪・島崎藤村が「雪国の小京都」とよんだほど、寺の多い町。唱歌「ふるさと」を作った作詞家・高野辰之の飯山小唄でも「寺は三十六、鐘なら愛宕」と唄われ、飯山城址を中心として千曲川河畔に沿って伸びる愛宕町や神明町あたりには、古くから多くの寺が連なっていたそうです。

雪国ならではの雁木造りが目をひく愛宕町は、たくさんの仏壇店が軒を連ねることより、通称「仏壇通り」とよばれています。
通りと並行するように寺社が幾つも点在し、各寺社をつなぐよう整備された「寺めぐり遊歩道」をたどれば、歩いて巡る楽しさを実感できます。

近年は映画のロケ地として知られている禅宗の古刹「正受庵」や、小説・破戒のモデルとしても知られる「真宗寺」などが有名ですが、「いいやま七福神」を祀る寺社や、精進料理といった寺院ならではの体験ができる場所など寺巡りの楽しみかたも色々。

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秋の祭りを歩く!秋の祭りを歩く!

秋の深まりとともに、飯山市内では各地で五穀豊穰や家内安全を祈る秋祭りが盛んに行われます。集落ごとに獅子舞・なぎなた・踊りなど、それぞれ違った伝統的な舞踊が奉納され、村人たちはもちろん、祭りによっては観光客も訪れ、年に一度の賑わいを見せます。秋祭りには、その土地で1年を通じて最も大きなお祭りが開催されることも多く、飯山の文化や伝統を体験するにはもってこい。いずれも、ショーアップしたような派手さはありませんが、地域の人々が文化を大切に守り続けてきた誇りを感じ取ることができます。
9月中は週末ごとに秋祭りが開催されているので、飯山での滞在と合わせて出かけてみてはどうでしょう。

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