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猫ちゃん
しのだひろえの歩っとタイム Vol.12

ちょこっと寄り道したくなる街~神楽坂①~

赤坂・新橋・芳町(人形町)・神楽坂・浅草・向島。
東京都内の六大花柳街と言われる街には、至るところに花柳界や和の文化を垣間見ることができます。

今回は六大花柳街のひとつ、神楽坂をぶらりと歩きながら街の歴史や空気感を感じていきましょう。

ついつい足が止まっちゃう魅惑の神楽坂通り

神楽坂といえばしっとりした大人の雰囲気。そして小路や裏道に小さな可愛いお店が立ち並びリトルフランスと称される趣のある街。迷路のような小路を歩けばかくれんぼをしているようなワクワクドキドキがあって何度も足を運びたくなる魅力にあふれています。

今回は、江戸時代の牛込門(現在の飯田橋駅)から神楽坂に向かって歩き始めます。
この牛込門は1636年に築造されたもの。牛込(飯田橋)から四谷にかけての広い谷を利用して堀幅広く外堀が築かれたため、自然にこの牛込門も大きな門になっています。

現代地図の写真現代地図
江戸地図の写真江戸地図
神楽坂の写真

この牛込門(飯田橋駅)から外堀通りを渡れば、いよいよ神楽坂です。
神楽坂のメイン通りである神楽坂通りが目の前に見えていますね。

のレンMURO神楽坂店の写真

神楽坂通りには左右ぎっしりとさまざまなお店が立ち並んでおりついキョロキョロしちゃいます。・・・と設えが素敵な甘酒専門店を発見!甘酒は健康にも美容にもぴったり、入ってみましょう。

玄米の甘酒の写真

こちらは全国のクラフト甘酒を取り扱っている「のレンMURO神楽坂店」さん。うわ~、確かに初めてみる甘酒がいっぱい。一口サイズの気軽に飲める甘酒のラインナップがまたいい~。もうこれは買っちゃうでしょ、飲んじゃうでしょ!
迷った末、今回は玄米の甘酒をチョイス。乳酸菌も入っていてお腹の調子も整えてくれそう、美肌にいいかな。頼むよ!甘酒。

ごくごくっ。甘酒なのにスッキリし甘ったるくない。甘酒なのに2本目もいけそうです。

お店の方に話をお聞きすると、なんとこの神楽坂限定の甘酒があるというではありませんか。その名も「神楽坂甘酒」、分かりやすいですね。味はプレーン、ゆず、かぼすの3種類。ゆずとかぼすの甘酒とは初めてです。

神楽坂甘酒の写真1
神楽坂甘酒の写真2

はぁ~美味しくて楽しくて発見もできて、やっぱり神楽坂にきて良かった!ちょこっと寄り道しただけですっかり心が満たされました。

とはいえ、神楽坂歩きはスタートしたばかり。神楽坂通りをてくてく歩いていきましょう。

善国寺の毘沙門天さんに会いに行こう!

和洋さまざまなお店に目を奪われながらも歩いていくと、ひときわ存在感のある「善国寺」が見えてきました。善国寺は1595年徳川家康の意を受けて創建されたといわれ、東京三大毘沙門と言われる毘沙門天さんがいるところでもあります。

善国寺の写真

入り口に鎮座する石虎も新宿区指定有形民俗文化財に指定された貴重なもの。阿形(あぎょう)が八十二センチ、吽形(うんぎょう)が八十五センチと大きな石虎は、都内でも珍しく新宿内では唯一の作例だそうです。

毘沙門天は虎(寅)に縁のある神様ということもあり、この力強い石虎は、毘沙門天信仰の広がりと信仰の強さの象徴なのかもしれません。そして階段下から見るとすごく大きくて力強い。見ているとむくむくと奥から力が湧き出るようです!

吽形の写真
阿形の写真

実は歩行者天国の先駆け的存在!?

この神楽坂通りは時間帯により歩行者天国になったり、逆転式一方通行という時間帯により車の通行方向が変わる方式がとられています。全国でもこの方式は珍しいのではないでしょうか。

また歩行者天国についていえば、(日本初の歩行者天国がどこかというのは諸説あるものの)明治時代にここ神楽坂で縁日のために実施されたのがその始まりとも言われており、その点で先駆け的存在ともいえるかもしれません。

あくまで私のイメージですが、「祭りだ!縁日だ!車をとめろ!楽しむぞ!」という街の心意気を感じますね。メリハリのあるサバサバした粋な人たちが集まる街なのかも。
そしてきっとこの神楽坂の芸者衆はサバサバした心意気とキリッとした粋さを持っていたんだろうなぁなんて想像します。

次回は神楽坂の小路と坂をじっくり味わっていきましょう。小路には花柳街の名残は今も残っていましたよ。楽しみに!

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