しのだひろえの歩っとタイム Vol.7
街をぐるっと楽しめる七福神を巡ってみよう!~麻布十番・六本木③~
ご存じでしたか?麻布十番・六本木がある東京都港区には、港七福神めぐりという七福神巡りルートがあるんです。
今回はこの港区の七福神をぐるっと巡りながら街の佇まいや雰囲気をお届けしてまいりますね!
港区の七福神めぐりとは
港七福神めぐり公式サイトによると、昭和8年発足の「麻布稲荷七福神詣」が始まりで、昭和41年に巡拝所を再編し「港七福神めぐり」として再開されたそうです。
ここの七福神巡りの特長は宝船の巡拝所があること。合計8つの巡拝所があります。ちなみに七福神巡りは、正月から7日までなど期間限定で御朱印やお守りが頂ける所と通年で頂ける所があります。港七福神めぐりは成人の日までが頒布期間のようです。
歩いたルート
- 弁財天(宝珠院)
- 恵比寿(飯倉熊野神社)
- 布袋尊(久國神社)
- 壽老神(櫻田神社)
- 福禄寿(天祖神社)
- 毘沙門天(麻布氷川神社)
- 大黒天(大法寺)
- 宝船(十番稲荷神社)
御朱印で有名!?弁財天(宝珠院)
都営大江戸線赤羽橋駅が最寄りの弁財天(宝珠院)から巡ります。宝珠院は東京タワーの真下、増上寺の裏手にあり麻布十番から少し離れています。
近づくにつれて東京タワーがくっきりと大きく見えてきます。東京タワーはやっぱりいいですね!見ているだけで懐かしい気分になります。
東京タワーと道の反対にあるのが宝珠院です。スタイリッシュな外観と緑豊かな庭園風景がモダンな印象です。
さてこの日は朝9:00前に到着したにも関わらず外で並んでいる人がいます。これは何の列だろうと不思議に思いながら待っていると、オープンしたのは御朱印授け所!この日は巳の日限定の御朱印が頂ける日だそうで、それを求める方々だったのです。
宝珠院では巳の日限定の他にも、夏限定の閻魔大王様の御朱印など季節や期間限定のものやまるで絵のような御朱印もあるようです。この平日に人が並ぶなんて、きっと有名なんでしょうね!
偶然にもこの巳の日に当たるなんて嬉しいです。せっかくですし巳の日限定御朱印を2種類頂いてきました。
さて弁才天にお参りし任務は完了。弁才天の前には印象的なヘビの石像がありますので、そちらが目印になります。
さて次へ!・・とその前にこの宝珠院には「三竦み」(さんすくみ)をいう意味でヘビ・カエル・ナメクジの石像がこの境内にあるのだそうです。ヘビの石像は先ほど見つけたのでカエルの石像も見つけてパチリ。ただナメクジは見つけられず閻魔大王様にご挨拶をして緑豊かな宝珠院を後にしました。ナメクジの石像・・どんなものか見てみたかったですね。
坂の途中にある恵比寿(飯倉熊野神社)
宝珠院から桜田通りに出て飯倉交差点に向かって歩きます。えっちらおっちらと飯倉交差点に向かう坂を歩いているとビルの谷間に飯倉熊野神社が見えてきます。
恵比須様は見えるところにはいらっしゃいませんでしたが、お参りも完了したので次に行きましょう。
ちなみに飯倉熊野神社、飯倉交差点~六本木周辺の台地は「飯倉台地」ともいわれ、古来からの高低差・地形の醍醐味を感じられる場所です。前回ご紹介した狸穴坂も近いので地形好きの方はこのあたりを歩くと楽しいですよ!
途中で出会う鮮やかな花々や青い空を眺めながら歩いていると、ちょっとした旅気分でだんだん楽しくなってきます。花々は本当に不思議、そして本当に美しくて見飽きません。
この後は道に迷いながら六本木方面へ・・・続きは次回にお届け致しますね!